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プロ選手が実演して解説しているサッカー上達マニュアルで、いいプレーのイメージをしっかり膨らませて、
正確なキックやドリブル・ボールキープなどの個人技術のスキルアップ練習法でサッカー技術に磨きをかけて下さい。
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サ ッ カ ー 豆 知 識
⑤サッカー選手のポジション
大きく分けて次の4つのポジションがある。
ゴールキーパー (GK) :
ゴールを守る選手。唯一ペナルティエリア内で手でボールを扱うことができる。
ペナルティエリアを出てボールを扱うこともできるが、その場合は他のプレーヤー同様、手の使用は禁じられる。
GK以外の選手を総称してフィールドプレーヤーという。
ディフェンダー (DF) : 主に後方で守備を行う選手。
ミッドフィールダー (MF) : 主に中盤で守備と攻撃とをつなぐ選手。
フォワード (FW) : 主に前線で攻撃を行う選手。
フィールドプレーヤーは、さらに次のように細分化することができる。
●まず、ディフェンダー (DF)のポジションは
大きくセンターバック（CB）とサイドバック（SB）の2つに分けることができる。
センターバック
最終ラインの中央に位置しフィールドプレーヤーの中で最も守備に重点の置かれるポジションである。
守備の方法としてマンマークを行うときはセンターバックの選手は
ストッパー（ST）とスウィーパー（SW）に分かれる。
ストッパー
相手FWの選手を1対1でマークし、自由にプレーさせないことを役割とするポジション。
スウィーパー
特定のマークを持たず、ストッパーの選手が抜かれたときのカバーリングや
2列目から飛び出してきたMFの選手に対する守備などを行う。
リベロ
最後尾に位置するスウィーパーでありながら自軍の攻撃時には
積極的に前線に上がって攻撃参加する選手をリベロと呼ぶ。
最後尾から攻撃参加するには攻守にわたって非常に高い能力と判断力、
戦術眼などが必要であり、ほとんどの場合チームの中心となるような選手が勤めてきた。
サイドバック
4バックの左右両サイドに位置するポジション。
両サイドにおける守備を主な役割とするが、攻撃時にはサイドを駆け上がり
MFの選手を追い越して攻撃に参加し、クロスボールをあげたりする。
●ミッドフィールダー (MF)のポジションは
大まかにオフェンシブミッドフィールダー、セントラルミッドフィールダー、
ディフェンシブミッドフィールダー、サイドハーフに分けられる。
オフェンシブミッドフィールダー
フォワードのすぐ下に位置するポジションである。前から数えると2列目となる。
MFの中でも最も攻撃性の高いポジションである。
現代のサッカーでは、中央に位置するこのポジションは非常に激しいプレッシャーを受け、
相手のボランチの選手へのチェックなど守備も行わなければならないので
フィジカルの強さや運動量なども求められる。
セントラルミッドフィールダー（センターハーフ）
中盤の中央に位置するポジション。特に、イングランドのサッカーに多く見られる
フラットな4-4-2など中盤の選手を横一列に並べて構成したときの中央の2人或いは1人を示す。
日本ではセンターハーフと呼ばれることもある。
ディフェンシブミッドフィールダー（ボランチ）
中盤の底、ディフェンスラインの前に位置する。前から数えると3列目となる。
このポジションの選手にはさまざまなタイプの選手が存在する。
まず、より守備を専門的に行うアンカーやフォアリベロとも呼ばれるタイプ。
日本ではこのタイプの選手がボランチと呼ばれることが多い。
「守備的ミッドフィールダー」という面を強調して言えば、センターバックとの互換性が高く、
センターバックから守備的ミッドフィールダーへ、あるいはその逆というコンバートを経験する選手も多い。
サイドミッドフィールダー（サイドハーフ）
MFにおけるサイドのポジションである。右と左で2人置かれる。
4バックのフォーメーションでサイドバックが後ろにいる場合と、
3バックのフォーメーションでサイドバックの役割を兼ねる場合とで求められる役割が異なり、
後者の場合はウィングバックと呼ばれることが多い。
一般的にスピードがありドリブルの上手い選手やセンタリングなどのロングキックが上手い選手が好まれる。
ウィングバック
ウィングバックとはディフェンスが3バックの場合に両サイドに置かれたミッドフィールダーの呼称である。
このポジションは90分間絶え間なく上がったり、下がったりすることが求められるポジションで、
全てのポジションの中でも最もタフなポジションの一つである。
●フォワード (FW) のポジションは
大まかにセンターフォワード、セカンドトップ、ウィングに分けられる。
サッカーの全てのポジションにおいて、最も注目を集めるポジションである。
積極的にシュートを撃ち得点するフォワードの選手をストライカーと呼ぶ。
センターフォワード
フォワードの中でも最前線の中央付近に位置するポジションで、必ず1人は配置される。
フォワードの中でも最も得点の能力を重視されるポジションである。
最も必要とされる能力は正確なシュート技術であり、シュートの威力や
シュートコースが空いたらどんどんシュートを撃っていく積極性も同時に必要である。
そして味方からのパスを上手くシュートに繋げるにはトラップなどのボールコントロール技術も重要である。
セカンドトップ
センターフォワードよりやや下がり目の位置で、1.5列目などとも呼ばれるポジション。
ミッドフィールダーの選手が務めることもあり、フォワードとしての得点能力に加え
ミッドフィールダーのようなパスやドリブルの技術を持ちチャンスを演出する能力も求められる。
ウィング
スリートップにおいて左右両サイドに配置されるフォワードのポジションである。
ドリブルなどでサイドを突破し敵陣の深い位置からセンタリングを上げることや
サイドから中へ切れ込んでシュートを撃ち得点することを主な役割とする。
センタリングを上げることに専念していた古典的なウィングの選手は現在ではほとんど見られず、
ミッドフィールダーのように守備や攻撃の組み立てなどにも積極的に参加するウィングの選手が多い。
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